冬場になれば、全国のいたるところにある旅行代理店の店頭で、スキーツアーの募集がはじまります。このようなスキーツアーにもさまざまな種類があって、その内容に応じて、日程も異なれば、移動の手段も異なっています。スキーツアーにおける移動の手段としてポピュラーなのは、やはり大型バスになります。バスは集合場所からホテル、旅館やゲレンデまでを一直線に結ぶことができる手段になっているとともに、台数や時間帯などのやりくりがある程度は自由なため、運行する側としてもプランを組みやすいという特徴があります。
ツアーに参加する上での価格に関しても、他の移動手段を利用するよりは安上がりになっていることが多いといえます。そのほかには、たとえば東京から北海道地方や東北地方などの遠方に出向く場合に、飛行機や新幹線などの手段も使われています。こちらは圧倒的に移動のための時間を短縮することができることが、大きなメリットとなっています。移動時間が少ない分だけ、現地で思う存分にスキーを楽しむことができます。
たいていの場合、スキーそのものに加えて、現地にあるリゾートホテルなどの宿泊チケットがセットになっていますので、宿泊のなかで、温泉やグルメなどを楽しむことも可能です。デメリットとしては、バスを移動手段として使うよりも、費用がかなり高くなってしまう可能性があることが挙げられます。パッケージツアーの場合、現地の宿泊の費用も加算されます。